工事うつ – イギリスで家の工事、顛末記

06/02/2018 § 2件のコメント

更新が滞った理由として、大きかったことの一つに、家の工事をしていた、ことが大きい理由でした。

昨年の4月から、家の増築工事をしておりました。3ヶ月ほどで終わると言われていたのに、実はまだ終わっていません。

このままだと一年かかってしまうのか?

何しろ、日本と違い、何事も、予定通りいかないこの国。覚悟はしていたものの、これほどまでとは思いませんで。。。すっかりプライバシーも、平和も、心の安定も欠いたまま、10ヶ月。

工事が始まり、すぐに、なんの連絡もなく、誰もこず、説明もなく、電話の応答もなく、、、

それはそれは、まるで、我慢比べのような日々が続きました。工事、98パーセントは終わりましたが、まだつづいています。

この国に来て、早20年近く、相当のんびりした性格になったと自負しているものの、あまりの想像を絶する事態に、怒るやら、呆れるやらの毎日が一年近くも続いており、それこそ、プチ鬱状態が続いたのでありました。

デスクに座る心のゆとりもなく、ご飯を食べようとすると職人さんがいきなりあわられたり、見ていないと、ブロッサムの口に、チョコレートを放り込んでいるのを見たり。

ということで、聞いてほしい、まだ、未だ終わっていない工事のお話です。

続く

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永い言い訳

05/02/2018 § コメントする

IMG_3237映画を見ました。

Japan Foundation Touring Film Programme 2018

という、イベントで日本映画を集中して上映するプログラムで、私が見たのは、西川美和監督の

The Long Excuse 日本名、永い言い訳 です。

日本では2016年に公開されたようですね。誘われて、映画に関する事前情報まったくなしで、いきなり会場に行くという、まっさらの状態で、見せていただきました。

評論家でもない自分の感想は、さておいて、自分の大好きなタイプの、どストライクの映画でした。ドンパチするわけでもなく、殺人が起きるわけでもなく、人間の普遍的な営みと日々の生活をベースに、人間をあぶり出して行く、という大好きな展開。

余韻に浸りつつ、じっと見ていたエンドロールの、企画協力に、是枝監督の名前を見つけ、「なるほど〜」と深く納得。

主演の、本木雅弘さん、おくりびと、以来の主演だとか。

ロンドン在住ということもあったのか、上演前にご挨拶くださいました。

共演陣も、深津絵里、黒木華、竹原ピストルさん達がそのまま、そこに存在し、二人の子供の役者さんには、深く脱帽。

しかし、女性監督なのに、男の人のことがよくわかるんだなあ。。。

そして上演の後、再び本木さんが、ご登壇くださり、質疑応答に応じてくださいました。合計45分ほどこの役に対して、また、それ以外のことを色々お話しくださり、終了後、出口で待ってくださって、来場のみなさんと、それぞれ写真も一緒に撮らせてくださいました。私もちゃっかり隣に立って、写真を撮らせていただきましたよん。

見たばかりの役のイメージをひきづっていたわたしは、実際のご本人の繊細そうな佇まいに、驚きながら、そうだよな、あれは役だもの、と。シブガキ隊の頃のイメージもあいまって、不思議な感覚でありました。

面白い再会もあったのですよ。

この質疑応答や、挨拶の間、通訳を務めていた写真右側の女性、実は、2012年ロンドンパラリンピックのボランティアで、一緒にバスケットアリーナで通訳をした、通称、「べっちゃん」

相変わらず、めまいがするくらい素晴らしい通訳で、ぼれぼれ。すごい人だなあ。。あのレベルの通訳さんは滅多にいません(断言)

べっちゃんとも短いけれど、話もできたし、映画は楽しんで、心の中から満足して、ホクホクした気持ちで、小雨降る、寒いセントラルロンドンから帰宅したのでした。

わんこたちにも会いにきてね!

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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

04/01/2018 § 2件のコメント

IMG_2928ご無沙汰してしまいましたが、2匹とも、そして家族も皆つつがなく暮らしております。

すっかりサボってしまった更新ですが、また、復活したいな。ピップは昨年11月で16歳になりました。でも、元気です。まあ、ちびちびありますが、大したことなく、いい感じ。
ブロッサムも慢性膵炎の発作はありますが、なんとか、付き合いながら暮らしています。

2018年は、さて、どんな年になるのかな?

よろしくお願いいたします。

6歳だよ

02/06/2017 § 1件のコメント

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生後7ヶ月で我が家にやってきた、ブロッサムさん、昨日6歳になりました。

膵炎や、色々あるけれど、長生きできないかもしれないけど、精一杯一緒に楽しく生きていこうぜー!

ロンドンは季節が進んで、初夏。バターカップ、日本名、キンポウゲの花が、盛りになってきました。黄色い小さい花、開花すると茎がぐんぐん伸びてきます。この花が終わると短いけれど、本格的な夏がやってきます。

 

04/04/2017 § コメントする

ロンドンに引っ越して、本当に良かった、と思うのは、庭が持てたこと。写真は今咲いている花の一部です。

春になって、庭に花が咲き始め、リスが走り回り、鳥がうるさいくらいやってきて、狐も横切って歩き、犬が、走り回れる。こんなに気持ちを落ち着かせれくれるスペースを持つことができるのは本当にラッキーです。

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週末、家族総出で大掃除をしました。庭のシェド(道具小屋)も整理整頓。

そうそう、イギリスでは、大掃除は、春にするものです。不要物を車に満載して、持って行ったエリアのリサイクルセンターは、朝から渋滞しておりました(笑)イースターの前に、大掃除。皆同じなのかもですね。

夏時間も始まり、夕方7時半近くまで明るくなりました。穏やかに暮らしています。

春なのに

27/03/2017 § 6件のコメント

ずっと更新が滞ってしまいました。

春が来て、そこかしこに水仙が咲き、目がさめるような柳の新緑に見惚れて、庭のチューリップまで、色づいて来て、ロンドンでは、テロも起きたりして、でも、毎日、変わらず過ごして、普通のふりをして暮らしています。それなのに、どうも自分の気持ちが落ち着かず、地面に足がつかず、どうも、ふわふわ。

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父が、いなくなってしまったことが、心の奥の側面に、頑固な鍋の焦げ付きのように張り付き、自分自身で、戸惑っています。

亡くした直後より、今の方が、キツイ気が。

桜を見て、杖をついた人を見て、落花生を食べて、いちごの、あまおうのニュースを見て、その度に、もう2度と、父はこの花や、大好物をたべられないのだな、最後に食べたがったのは、あまおう、だったなぁ、などと考えてしまい。。

先週、父が生前、公証役場に預けてあった、遺言書が開示されました。

内容はすでに本人から、口頭で、とりあえず、全部、ママにゆずるからな〜、と、聞いておりました。が、国際郵便で、コピーが、執行人から送られて来ました。

遺言の本文の後に、(付言事項)というコラムがありました。

そこには、

「私は、妻と永年苦楽を共にし、幸福な家庭を築いてこれたことを大変誇りに思っています。子供達も立派に成長し、それぞれの家庭を築き上げてくれたうえ、可愛い孫たちにも恵まれ、実に充実した人生でした。私は人生を共に歩み、私が倒れた後も懸命に世話をしてくれた妻の生活を第一に考え全財産を妻に全て相続させることにしました。妻のおかげで本当にいい人生だったことを心から感謝しています。共に生活している長男には、、いつまでもお母さんが心安らかに生活できる様お願いします。(弟)も、(私)も、私の自慢の子供達です。それぞれが、それぞれの立場や環境の中で堂々と人生を歩んでいけると信じています。これからもお母さんの面倒をよく見、自分たちの生活もしっかり築き上げながら幸せな人生を送ってください。 以上 」

人生の最後に。母への大ラブレター+私たちへの応援ですね。これには、ちょっとやられたな。

父は、尊厳死にも、自筆の捺印された書面を残していました。病気その他、回復の見込みがないと判断された場合は、延命処置等、することなく永眠させる様に申し渡します。と書いていました。

そう書かれていて、頭でわかっていて、結果的に希望どうりになった、と言えるけれども、残されたものは、どうあっても、たら、ればと、悶々とするのでしょう。

今日、毎週月曜の脳卒中の患者さんのための、犬を使ったリハビリのボランティアに、ぶうちゃんと出かけ、新しくいらした患者さんにお会いしました。その方の後遺症は、父の脳梗塞の後遺症と、とても似た症状で、左足を引きずって、左手を庇いながら歩く姿が重なり、本当にセッションの途中で、突然、思わず、スイッチが入ってしまい、危うく泣き出しそうになり、トイレに逃げ込んだのでした。

俺は、今年いっぱいの命だ、と自分で言っていて、その予想は大当たりでしたが、昨年11月、大好きな相撲を見て、(それ以降、大好きなテレビも見る体力もなくなった)「稀勢の里は、きっと横綱にはなれないな〜」という予想は、大外れでしたよ。

さっき、ニュースで、相撲の結果を見て、またまた、スイッチが。。

2匹のワンズ、ピップとブロッサムによく、父の話を聞いてもらっています。

二人とも、じーっと話を聞いてくれて、たまに、ぺろっと舐めてくれます。

本当に、ありがたい。

悲しみのスイッチに触れないように注意しつつ、ふわふわしながら、日々暮らしていても、私には、忘れずに、花粉症がやってきました。

さて、顔あげて、元気だそう! 私!

 

 

うさこちゃんとミッフィー

21/02/2017 § 6件のコメント

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我が家にある、この貯金箱。後ろに、ASAHI BANKと書いてあります。

ロンドンに引っ越してくるとき、持ってきたのでしょうね。調べるとあさひ銀行も、今はもう存在しないのですね。ずいぶん前に日本を出てしまったので、銀行の名前など、何が何だかさっぱりわからなくなっています。

この貯金箱、ロンドンでも、結構、活躍したのですよ。
No1こと、長女が大学生になって家を出たとき、寮の洗濯機を使うには、使用料を20ペンス硬貨を機会に投入しないといけなくて、大量の硬貨が必要となり、ママも集めて〜と頼まれ、せっせと買い物のたびにこの貯金箱に入れて、帰ってくるたびに渡したものです。

日本にくる前、No2が、まだ3歳か、4歳だった頃、家にあった、ブルーナの絵本(タイトルはどうしても思い出せません)を読んであげたときの話。

ミッフィーちゃんのお父さんとお母さんが出てくるお話で、確か、スーツのような服を着たお父さんが出てきます。

「お父さんはどこへ行くのかなあ?」

と私が尋ねると、「かいしゃ」と答える息子。

次のページは、大きめの一連のネックレスをつけた、ミッフィーちゃんのお母さんが、腕にハンドバッグを持っている絵があり、あまり考えずに、同じ質問をした私に、息子は、再び、

「かいしゃ」と、何の迷いもなく、即座に答えたのでした。

当時、確かに私は、フルタイムで、忙しく働いていました。息子にとってのお母さんは、例外なく毎日仕事に行くのですから当たり前といえば、当たり前。幼い子を持ちながらも、働きつづけることに、信念を持っていたつもりでしたが、この、何気ない会話で、お母さんは、かいしゃ。と悩むこともなく即答した息子を見て、なぜか、いたたまれない気持ちになったものでした。こんなに時間が経った今でも、そのときの気持ちは忘れられません。そこには、いつも時間がなくのんびり接してあげるゆとりが無い事を自分を、少し負い目に感じていたからなのでしょう。

そして、ほんのつい先日、バレンタインデーに、オットとコンサートに出かけた、ロイヤルフェスティバルホールの一角に、ミッフィーのお店が特設されてました。あの、赤、青、緑と✖︎の形の口。キャラクターグッズや本が、売られていました。そうそう、イギリスでは、ミッフィーは日本ほど皆に、知られていないのですよ。児童書の棚にも、あまり見かけません。

オットと、珍しいね、懐かしいね、久しぶりにミッフィーを見たね、などと話をした、ほんの数日後に、作者、ブルーナ氏の訃報が流れてきました。

ミッフィーがまだ、うさこちゃんだった頃、その昔、茅ヶ崎の海辺に住んでいた時、大好きだった「うさこちゃんとうみ」というタイトルのあの、四角い絵本。なんども、なんども読んでもらった記憶があります。この本の表紙の、うさこちゃん(まだミッフィーではなかった)の水着姿は、海水パンツのみで、幼心に、女の子なのに、どうして海水パンツだけなのかなあ?と不思議に思っていた自分を鮮明に覚えています。そして、海でたっぷり遊んだ後、木でできていると思える、四角張った、運搬車に乗せてもらって自分で歩かずに帰ってこられるのは、うらやましいなあ、と思ったこと、などが記憶のそこから蘇りました。そういえば、女の子だと信じていた私ですが、ミッフィーは本当は男の子なのだろうか?女の子なのだろうか?

そして、あの三角の海水パンツは、今日、2回目の月命日の父が、当時、海に行くときに履いていたものに似ているなあ。と。

オランダで生まれた、うさこちゃんも、ミッフィーちゃんも、そして、作者のディック ブルーナさんも、こんな風に、世界の人が、愛してくれて、共に育って来た事をご存知だったのでしょうか?

ブルーナさんの、ご冥福を心から、お祈りいたします。

******* 我が家の2匹のワンズは、とっても元気です。

ぜひ、2匹に会いに来てください。2匹の写真日記は、こちらです。

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