04/04/2017 § コメントする

ロンドンに引っ越して、本当に良かった、と思うのは、庭が持てたこと。写真は今咲いている花の一部です。

春になって、庭に花が咲き始め、リスが走り回り、鳥がうるさいくらいやってきて、狐も横切って歩き、犬が、走り回れる。こんなに気持ちを落ち着かせれくれるスペースを持つことができるのは本当にラッキーです。

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週末、家族総出で大掃除をしました。庭のシェド(道具小屋)も整理整頓。

そうそう、イギリスでは、大掃除は、春にするものです。不要物を車に満載して、持って行ったエリアのリサイクルセンターは、朝から渋滞しておりました(笑)イースターの前に、大掃除。皆同じなのかもですね。

夏時間も始まり、夕方7時半近くまで明るくなりました。穏やかに暮らしています。

うさこちゃんとミッフィー

21/02/2017 § 6件のコメント

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我が家にある、この貯金箱。後ろに、ASAHI BANKと書いてあります。

ロンドンに引っ越してくるとき、持ってきたのでしょうね。調べるとあさひ銀行も、今はもう存在しないのですね。ずいぶん前に日本を出てしまったので、銀行の名前など、何が何だかさっぱりわからなくなっています。

この貯金箱、ロンドンでも、結構、活躍したのですよ。
No1こと、長女が大学生になって家を出たとき、寮の洗濯機を使うには、使用料を20ペンス硬貨を機会に投入しないといけなくて、大量の硬貨が必要となり、ママも集めて〜と頼まれ、せっせと買い物のたびにこの貯金箱に入れて、帰ってくるたびに渡したものです。

日本にくる前、No2が、まだ3歳か、4歳だった頃、家にあった、ブルーナの絵本(タイトルはどうしても思い出せません)を読んであげたときの話。

ミッフィーちゃんのお父さんとお母さんが出てくるお話で、確か、スーツのような服を着たお父さんが出てきます。

「お父さんはどこへ行くのかなあ?」

と私が尋ねると、「かいしゃ」と答える息子。

次のページは、大きめの一連のネックレスをつけた、ミッフィーちゃんのお母さんが、腕にハンドバッグを持っている絵があり、あまり考えずに、同じ質問をした私に、息子は、再び、

「かいしゃ」と、何の迷いもなく、即座に答えたのでした。

当時、確かに私は、フルタイムで、忙しく働いていました。息子にとってのお母さんは、例外なく毎日仕事に行くのですから当たり前といえば、当たり前。幼い子を持ちながらも、働きつづけることに、信念を持っていたつもりでしたが、この、何気ない会話で、お母さんは、かいしゃ。と悩むこともなく即答した息子を見て、なぜか、いたたまれない気持ちになったものでした。こんなに時間が経った今でも、そのときの気持ちは忘れられません。そこには、いつも時間がなくのんびり接してあげるゆとりが無い事を自分を、少し負い目に感じていたからなのでしょう。

そして、ほんのつい先日、バレンタインデーに、オットとコンサートに出かけた、ロイヤルフェスティバルホールの一角に、ミッフィーのお店が特設されてました。あの、赤、青、緑と✖︎の形の口。キャラクターグッズや本が、売られていました。そうそう、イギリスでは、ミッフィーは日本ほど皆に、知られていないのですよ。児童書の棚にも、あまり見かけません。

オットと、珍しいね、懐かしいね、久しぶりにミッフィーを見たね、などと話をした、ほんの数日後に、作者、ブルーナ氏の訃報が流れてきました。

ミッフィーがまだ、うさこちゃんだった頃、その昔、茅ヶ崎の海辺に住んでいた時、大好きだった「うさこちゃんとうみ」というタイトルのあの、四角い絵本。なんども、なんども読んでもらった記憶があります。この本の表紙の、うさこちゃん(まだミッフィーではなかった)の水着姿は、海水パンツのみで、幼心に、女の子なのに、どうして海水パンツだけなのかなあ?と不思議に思っていた自分を鮮明に覚えています。そして、海でたっぷり遊んだ後、木でできていると思える、四角張った、運搬車に乗せてもらって自分で歩かずに帰ってこられるのは、うらやましいなあ、と思ったこと、などが記憶のそこから蘇りました。そういえば、女の子だと信じていた私ですが、ミッフィーは本当は男の子なのだろうか?女の子なのだろうか?

そして、あの三角の海水パンツは、今日、2回目の月命日の父が、当時、海に行くときに履いていたものに似ているなあ。と。

オランダで生まれた、うさこちゃんも、ミッフィーちゃんも、そして、作者のディック ブルーナさんも、こんな風に、世界の人が、愛してくれて、共に育って来た事をご存知だったのでしょうか?

ブルーナさんの、ご冥福を心から、お祈りいたします。

******* 我が家の2匹のワンズは、とっても元気です。

ぜひ、2匹に会いに来てください。2匹の写真日記は、こちらです。

https://www.instagram.com/n208hh/

5年目のうちの子記念日

28/01/2017 § 2件のコメント

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ピリッと寒く、深い霧の日が続きました。
芝生も、池も凍りつき、公園はほぼ貸切。 こんな日が、最近は大好きになりました。

以前は、寒い季節はあんなに苦手だったのに、人は、変わるし、慣れるものです。

今日は、ブロッサムを引き取って5年目の記念日。

あれから、もう5年。

たかが犬と言われるかもしれませんが、私にとっては、ブロッサムやピップは、私のロンドンでの居場所を作ってくれた、かけがえのない、何者にも変えられないバディーたちです。

一日も長く、元気に一緒に暮らせますように。

神様お願いします。

 

父のこと

16/01/2017 § 8件のコメント

年が明けて半月も経ってしまいました。

昨年、12月も押し詰まった21日に、父が他界し、前後、日本にひと月ほど、行っておりました。

享年80歳。

10年以上前に心臓手術の直後、脳梗塞を起こしてから、左半身の麻痺と、その麻痺した部分の視床痛と共に暮らした晩年でした。

聖人君子でも、訃報が新聞に載る人物でもなかったし、ささやかな人生だったかもしれないけれど、私にとっては、たった一人の父です。

小さい頃は可愛がってもらい、でも、途中、私が子供を持つまでは、距離がありました。が、晩年は、私の子供たちを可愛がってくれて、精神的にも、近づくことができたかな。

国際結婚して、ロンドンで暮らすことになった時、親の死に目には会えないかもと覚悟したものですが、今回、1週間半ほど、病院でベッドサイドに座り、一緒の時間を過ごすこともできたし、少しの時間でしたが、退院もできて、臨終にも立ち会えて、これ以上望むべくもありません。

でも、でも、やはり、さみしいものですね。

残された母が、とても心配です。

こうやって50年以上手を携えて、ともに、生きてきたのですから。

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なくなって以来、母に変わり、私は事務処理に追われましたが、帰国直前、携帯電話の解約の前に、ガラケーの中に入っていた、写真を取り出す作業をしました。

100枚ほど入っていた写真を一枚づつ、マイクロSDに移し、プリントしたのですが、うち90枚以上は、私の子供たちの様々な写真でした。それ以外は、母と見に行った桜の写真と、実家の犬の写真が申し訳程度に、数枚のみ。

カメラ屋さんの店頭で、そのデータをプリントしながら、涙がとまりませんでした。
葬儀の代わりのお別れの会には、ロンドンや、アイルランドから、あなたの可愛がったうちの子供たちも、全員駆けつけて、見送ってもらってよかったね。愛してもらったこと、ちゃんと伝わっていましたよ。でも、日本の葬儀を知らない外国暮らしの孫たちは、日本の習慣を知らなかったので、火葬後、骨が出てきた時、実はびっくりしすぎて、3人とも卒倒しそうになりながらも、なんとか収骨室で、お骨を拾ったのに、気づいたかな?

これからも、どこかから、私たち家族を見守ってください。お願いします。

ぼちぼち

23/11/2016 § コメントする

日本に一時帰国をしておりました。
今回はオットと一緒だったので、なかなか思うように動けず、でも、彼の引退後、日本で暮らすという可能性があるのか?などと探ってみよう、という気持ちも持地ながら、そういう目で今回は、過ごしました。

犬を連れて帰る、となると、東京に住むのは難しい?ならどこに住むべきか? どんなライフスタイルが 待っているのか? などなど。

私の父も、日に日に弱っているので、もちろん顔を見たかったし、前回2回の帰国では、父の不調で、友人たちに会うこともなかなか叶わなかったので、今回は、、と思った部分もありました。

楽しい時間はあっという間に終わり、大荷物と帰国。

すぐに、No1こと、長女が、仕事を辞め、海外に引っ越すためのお手伝い。

オットは、引越し荷物運びで、無理して、腰を痛め、私は、出て行った部屋の片付けと、お掃除をしてホッとしたのもつかの間、日本から、父が肺炎になり、入院したと連絡が入りました。

遠くにいると、すぐに駆けつけるわけにもいかず、こんな時、ドラえもんの、「どこでもドア」があれば、と切に願うものの、そういうわけにもいかず。悶々と、空を見上げる日々です。

ただ、わんこさんたちは、元気にしてくれています。2匹には、私の、いろいろ話を聞いてもらって励ましてもらっています。

二人の日々の様子は、こちらから。。

https://www.instagram.com/n208hh/

先代犬、ポピーがお空組になってから、20日で、5年。

ロンドンの季節は、また一つ進み、ふゆがやってきました。

また、ぼちぼちと更新していこうと思います。

 

 

棚から、おしごと

26/10/2016 § 4件のコメント

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すごい勢いで、葉っぱが落ち始めました。

今週末には、夏時間も終わり、時計が一時間動きます。もう直ぐ11月ですものね。

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手前にブロッサムが座っているのですが、夜寝る前の、トイレタイム。誰かさんは、寒いから行きたくないと、ドアの手前で頑張っております。贅沢者〜!私も外に出ているのに、、ね。1年前くらいから、夜はクレートに入っていただかないと、あちこちにおしっこするようになってしまったピップくん。お年頃だから仕方ないのかな?

***

先週、突然息子の就職が決まりました。

イギリスの大学は日本と全く違い、就職の情報などを集めるくらいのお手伝いはしてもらえますが、全面的にバックアップしてくれる日本とはだいぶ違います。新卒が、一番価値の低いとこの国では、大学在学中の夏休みに就労体験などはしますが、学期中に就職活動など皆無、勉強に忙しくて、そんなことをしている暇はありません。

国が違う、と言えばそれまですが、卒業しても何年も、やりたいことを探して、紆余曲折する人も多く、例えば有名大学を卒業したから、いい就職が決まる、などという観念もなく、第一、大企業にはいれば、それで人生安泰や、それがいちばんなどという価値観もありません。

とは言え、卒業以来、おしゃれな果物屋さんで週3回アルバイトをして、就活などしている様子の全くない、息子。見ていると胃がキリキリと痛むのも、事実でして。

卒業式から1年間は、家に置いてやる、けれどそれ以降は一人で生きていってください、と言い渡しておりました。

が、先週火曜日、朝、私が出てかけて行くときは、まだ寝ていた息子が、帰宅したら、家にいなくて、帰ってくるなり、いきなり、就職決まったよ。というではありませんか。

その2日前、友人の弟の12歳の誕生日パーティーのお手伝いに行ったとき、誤ってトランポリンから落ちて、脳震盪を起こした子が出たり、救急車を呼んだり、それ以外にも色々あったんだ、などと聞いていましたが、そのパーティーに来ていたゲストの男の子の、お父さんが、彼のそのパーティーでの働きをまじかに見ていて、翌月曜日にパーティー主催の友人のお母様に、連絡して来て、彼は何をしている誰ですか?と電話番号を聞かれたそうです。

火曜日朝、11時頃、彼に直接電話があり、我が社で、働かないか?と言われ、興味がある、と答えると、じゃあ、今日に、3時半面接に来て、と言われ、慌てて出かけ、その場で、採用の内定をもらったそうです。

就活もしていない、朝もずっと寝てたのに、なんでいきなり?と狐につままれた私ですが、本人がやりたい仕事で、使ってもらえて、好条件。まあ、なんと、めでたいことで。。

人生、何が、どう転ぶか、本当にわからないものです。

ムスメの退社とはほぼ入れ替わりに、さっそく11月から働き始めるそうです。

息子は、今まで本当に色々ありました。悪事を働くわけではありませんでしたが、いつまでも考えが甘く、全てテキトー。先日、日本で起こった、16歳の息子を刺し殺して、自殺したお母さんのことを、人ごととは思えない、と思えるほど、私自身が、彼に対して、追い詰められた日々もありました。

でも、なんとか、自立して、自分を養ってくれたら、それ以上、多くを望みません。心底ホッ。で、今度は長続きしますように、と祈るばかりです。

オットと、これで、スーツを買いなさいと、少しばかりのお金を渡し、よかったねえ、としみじみ顔を見あったのでした。

Your Name 「君の名は。」

20/10/2016 § コメントする

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今月、5−16まで、ロンドンフィルムフェスティバル、という映画祭が行われておりました。毎年開かれている、映画祭で、毎年何本かの日本の映画が招待されており、見たいと思った映画が2本ありました。

一本は、是枝監督の、「海よりもまだ深く」、

そして、もう一本は、新海誠監督の、「君の名は。」

見てまいりました。

是枝監督は、歩いても歩いても、や、海街ダイアリーなど、好きだなあ、とファンなので、最新作も期待。相変わらずの大きな事件は起こらないけれど、家族の描写に、俳優陣の素晴らしさに、満足。

そして、日本でも、多くの人に支持されている、「君の名は。」は、私は普段あまり見ないアニメーションの映画で、ロンドンのこの映画祭でも、アニメーションとしては、初めて招待された作品だそうです。

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オットを誘ったのですが、海よりも、は、平日の昼間の会しかチケットが残っておらず、断念、君の名は、は、アニメーションなんだけれど、というと、僕はいいかな〜と、あまり乗り気でなく。一人で映画、行くもんねー。

会場が暗くなり、オープニングの、短いCMがかかり、、映画が始まる、と思ったら、いきなり会場が、パーっと明るくなり、女性が登場、マイクを持って話し始めたと思ったら、新海監督が、舞台袖から登壇! 観客からどよめきが起こりました。舞台挨拶など知らされておりませんでしたので。

喜怒哀楽の全ての感情を含んだ、見たあと明るい気持ちになれる映画を作りたかった、ロンドンには、9年くらい前1年近く住んでいたので、懐かしさもあり、こんな形で戻ってこれて嬉しい、などお話しされておりました。

映画は、皆さんと同じに、大変満足。

始まりの第一シーンから、終わりまで、文字どおり、現実からすっかりと抜け出して、映画の世界にどっぷりはまり込んだ約2時間、映画以外は何も一切考えず、感じず、その世界に身を委ねる快感を久しぶりに味わいました。

映画が終わると、大拍手、そして、普通、映画終了と同時に、どんどん退場していくロンドンの観客、エンドロールが、終わっても7割以上の人が席に残っており、エンドロールの最後が終わると、座ったまま、また拍手。会場が明るくなって、皆さんのろのろと腰を上げたのでした。

日本人と見られる方は、1割くらいしかいない会場で、この反応、なんだか、同胞として、ウレシクなったのでした。

 

 

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