うさこちゃんとミッフィー

21/02/2017 § 6件のコメント

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我が家にある、この貯金箱。後ろに、ASAHI BANKと書いてあります。

ロンドンに引っ越してくるとき、持ってきたのでしょうね。調べるとあさひ銀行も、今はもう存在しないのですね。ずいぶん前に日本を出てしまったので、銀行の名前など、何が何だかさっぱりわからなくなっています。

この貯金箱、ロンドンでも、結構、活躍したのですよ。
No1こと、長女が大学生になって家を出たとき、寮の洗濯機を使うには、使用料を20ペンス硬貨を機会に投入しないといけなくて、大量の硬貨が必要となり、ママも集めて〜と頼まれ、せっせと買い物のたびにこの貯金箱に入れて、帰ってくるたびに渡したものです。

日本にくる前、No2が、まだ3歳か、4歳だった頃、家にあった、ブルーナの絵本(タイトルはどうしても思い出せません)を読んであげたときの話。

ミッフィーちゃんのお父さんとお母さんが出てくるお話で、確か、スーツのような服を着たお父さんが出てきます。

「お父さんはどこへ行くのかなあ?」

と私が尋ねると、「かいしゃ」と答える息子。

次のページは、大きめの一連のネックレスをつけた、ミッフィーちゃんのお母さんが、腕にハンドバッグを持っている絵があり、あまり考えずに、同じ質問をした私に、息子は、再び、

「かいしゃ」と、何の迷いもなく、即座に答えたのでした。

当時、確かに私は、フルタイムで、忙しく働いていました。息子にとってのお母さんは、例外なく毎日仕事に行くのですから当たり前といえば、当たり前。幼い子を持ちながらも、働きつづけることに、信念を持っていたつもりでしたが、この、何気ない会話で、お母さんは、かいしゃ。と悩むこともなく即答した息子を見て、なぜか、いたたまれない気持ちになったものでした。こんなに時間が経った今でも、そのときの気持ちは忘れられません。そこには、いつも時間がなくのんびり接してあげるゆとりが無い事を自分を、少し負い目に感じていたからなのでしょう。

そして、ほんのつい先日、バレンタインデーに、オットとコンサートに出かけた、ロイヤルフェスティバルホールの一角に、ミッフィーのお店が特設されてました。あの、赤、青、緑と✖︎の形の口。キャラクターグッズや本が、売られていました。そうそう、イギリスでは、ミッフィーは日本ほど皆に、知られていないのですよ。児童書の棚にも、あまり見かけません。

オットと、珍しいね、懐かしいね、久しぶりにミッフィーを見たね、などと話をした、ほんの数日後に、作者、ブルーナ氏の訃報が流れてきました。

ミッフィーがまだ、うさこちゃんだった頃、その昔、茅ヶ崎の海辺に住んでいた時、大好きだった「うさこちゃんとうみ」というタイトルのあの、四角い絵本。なんども、なんども読んでもらった記憶があります。この本の表紙の、うさこちゃん(まだミッフィーではなかった)の水着姿は、海水パンツのみで、幼心に、女の子なのに、どうして海水パンツだけなのかなあ?と不思議に思っていた自分を鮮明に覚えています。そして、海でたっぷり遊んだ後、木でできていると思える、四角張った、運搬車に乗せてもらって自分で歩かずに帰ってこられるのは、うらやましいなあ、と思ったこと、などが記憶のそこから蘇りました。そういえば、女の子だと信じていた私ですが、ミッフィーは本当は男の子なのだろうか?女の子なのだろうか?

そして、あの三角の海水パンツは、今日、2回目の月命日の父が、当時、海に行くときに履いていたものに似ているなあ。と。

オランダで生まれた、うさこちゃんも、ミッフィーちゃんも、そして、作者のディック ブルーナさんも、こんな風に、世界の人が、愛してくれて、共に育って来た事をご存知だったのでしょうか?

ブルーナさんの、ご冥福を心から、お祈りいたします。

******* 我が家の2匹のワンズは、とっても元気です。

ぜひ、2匹に会いに来てください。2匹の写真日記は、こちらです。

https://www.instagram.com/n208hh/

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§うさこちゃんとミッフィー」への6件のフィードバック

  • いなひこ より:

    ミッフィーちゃん  私も好きです。
    九太郎の一番のお気に入りは、シリーズのかめさんでした。
    荼毘にふすとき持たせました。

    お父様の訃報に私余計な事書いてしまったなぁ~と・・・・。
    つい自分と同じと思ってしまって本当にごめんなさいね。

    • ばく より:

      ずっとお返事できなくて申し訳ありません。九ちゃんのお悔やみも申しておらず、本当に申し訳ない気持ちです。辛いですよね。。いえいえ、母が残されてよかったです。父は何一つ自分ではできませんでしたので。お気になさらないでくださいね。

  • だんご三兄弟の母 より:

    バクちゃんお久しぶりです。我が家の三兄弟は誰もミッフィーには全然興味示さなかったのよ。今も本はとってありますが。
    これから私が最も好きな季節です。ロンドンもそろそろ黄色い水仙の花が見られる頃ではないかしら。バクちゃんが日本に帰国した時にオススメしたいお寺があります。山梨県にある”放光寺”花と縁結びのお寺よ。お寺も素敵だけど私はこの地域ののどかな感じがとっても気に入りました。ず〜っと散歩したい感じのところ(わかりづらいわね)です。

    • ばく より:

      うちも、次女は、あまり興味を示しませんでした。不思議ですね。同じように読んであげても、気にいる子もいれば、そうでない子もいて。私がぼやぼやしているうちに、水仙が、満開になり、グリーンの芝生に黄色い花を咲かせ、風に揺れているのを車から見ると、春だな、と思います。この国の水仙は日本の桜に通じますね。山梨ですね。是非訪れてみたいな。。

  • ままま より:

    この貯金箱覚えてますよ〜❤️
    お口バッテンのうさこちゃん、シンプルで本当に可愛いよね!
    ミッフィーちゃん、本国オランダ以上に愛されたのが日本だそうでそれはブルーナ氏もよくご存知だったそうです。
    東日本大震災の時は涙を流すミッフィーちゃんを描いて追悼して下さいましたね。
    気仙沼ニッティングのマスコットにもなっていて手編みのパーカーを着て各地のイベントにも参加しているのよ。
    更に愛着が増しています。

    • ばく より:

      やはりそうですか、イギリスではほとんど誰にも知られていません。シンプルで、わかりやすく、説明しすぎないところも日本人好みかもしれません。涙を流すミッフィーちゃん。そうだったのですか、知りませんでした。その気持ちが嬉しいですね。お返事がこんなに遅くなって申し訳ありませんでした。

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