セラピードッグ「ぶぅさん」@ホスピス

12/01/2014 § 8件のコメント

ぶぅさん、セラピードッグとしての第一歩。
終末医療をになう,ホスピスの,デイセンターへのご訪問,行ってきました。

このホスピスは,国内で唯一,宗教を母体としていないホスピスで、訪問を始めるまでに、少し準備が必要でした。
多くの違う文化が行き交うロンドン。キリスト教がマジョリティーではありますが,ユダヤ教、ヒンズー教、イスラム教、無宗教など,いろいろな異なる宗教や,文化が混在している訳で,イスラム教の人にとっては,犬は,不浄のものだったりします。

そして、インド系の人たちや、アフリカ系の人たちは犬に大変な苦手意識を持っている人が多く見受けられるのも事実です。
恐怖症と言えるくらい、犬を見ると,条件反射的に、恐怖を感じてしまうようで、特に大型犬を見ると,顔はこわばり,動きは止まり…

ホスピスのスタッフにも、イスラム教の方が一人おり、また、患者さんにも,イスラム教や、犬が苦手な人がいる場合、どうしたらよいか?
という検討を,ホスピスのスタッフの方と,事前に十分とする必要がありました。

いろいろ話した結果,私とぶぅは,試験的に、入り口に置いてある,ソファーのあるスペースに毎週一回、決まった時間に1時間ほどいる事にしました。

そうすれば、私たちがいる事が,来る人に伝わるし、会いたい人はソファーに来てくれれば,ふれあう事が出来るからです。

ホスピスのデイセンターは、終末期である患者さんで,でも,自宅で介護をうけながら暮らしているけれど,そういった方が、週に3回、通ってこられる場所で、ガラス張りで明るい、新しい、とても素晴らしい専門の建物で運営されています。当然、医師や,看護師が常駐しており,介護をする家族が、患者さんがここに来ている間,介護から少しお休みをしてもらえるという利点もあります。

中には大きなホールと、大きなダイニング、そして中庭があり、ホールにはベッドで休めるコーナーや、椅子がちゃんと二つある,本格的美容室,その中には,ネイルコーナ−もあり、アートセラピーや,ミュージックセラピ−の出来る部屋も併設。美容師さんや,ネイリスト、セラピスト,アートの指導者など,みなボランティアで、運営されています。

二階には、軽く運動が出来る,簡単なジムもあり、理学療法士や作業療法士がおり、大変行き届いた施設です。

ぶぅちゃん、頑張りましたよ。
セラピードッグの黄色いベストをきて、黄色いリードで、出陣。

スタッフや、患者さんの家族にかわいがられて,キョトンとしていましたが。しっぽふりふり。
大変いい子に出来ました。

患者さんは、今回は、お二人が大変喜んで下さいました。
お一方は、大変、若い男性。
ぶぅの横にずっと座り、なでなで。いろいろ、ぶぅや、私に話しかけてくれました。お昼も、ぶぅの隣で食べたいと、サンドイッチを持ってきて食べて、爪を切る為に二階に行くときも,戻ってくるから,まだ帰らないで、と行って渋々二階に行きました。

そして,もうお一方は、大きなソファー状の車いすにのっている多分インド系の,お年を召した男性。
ほとんど体を動かすことができませんでしたが、椅子の横にすわったぶぅに,触ろうと、一生懸命,手を伸ばして下さいました。
そして、満面の笑み。ぶぅの耳が気持ちいい,と、必死に手を伸ばしてくれます。一緒に写真も撮って欲しいといわれ、写真撮影もしました。
本当にうれしそうな顔で,笑って下さいました。

笑顔がうれしかった。

改善したい点もみえました。
ぶぅさん、やはり、女性に比べ,新しく会う男性にたいして、少し怖がる気配がある事。
これは,ぶぅさんを、引き取った時すぐに,男性が苦手と気づき,ドッグトレーナーさんに対処を教えてもらうとともに、ドッグクラブで男性の皆さんに協力してもらって,だいぶ良くなっていたのですが,やはり残っているのですね。これは,少しづつ,直して行きたいと思います。

それから、大きなソファーのような車いす。
初めて見るので仕方ありませんが,彼女の方に向かってアプローチして来た時,やはりおびえました。そして近づくのを躊躇。これも見た事もがないものへの慣れが必要ですので,当たり前とは言えますが,改善して行きたいと思うポイントでありました。

そして、体が自由に動かせない方の為に、台を考えようと思いました。低い場所まで、かがむ事が出来ない場合、彼女を台の上に乗せると,触ってもらう事がもっと簡単に出来ますので。これは台さえあれば、アジリティーで台の上に乗る訓練をしているので、問題ない筈です。

初めの一歩、踏み出せたね。

来週も行ってきます♪

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§セラピードッグ「ぶぅさん」@ホスピス」への8件のフィードバック

  • kiyomi より:

    ばくさん、体の具合はもう大丈夫ですか?

    ばくさん も ぶうちゃん も素晴らしい!
    大きな一歩を踏み出しましたね。
    頑張って下さい。
    その行動力、強くて優しい心を尊敬しています。

    患者さんたち、どれほど癒されたことでしょう。
    これからの活動を応援しています。

    • ばく より:

      おかげさまで、すっかり元気になりました。最近病気をしていなかったので,ちょっと侮りました。きっとすぐ良くなるわなんて、お気楽に考えていたので。年を加算しないといけなかった。ぶぅちゃんやピップ、家族と充実した生き方を出来るといいなあ、、、応援ありがとう♪

  • レイコ より:

    素晴らしい行動力!
    ぶぅちゃんもがんばりましたね。
    患者さん達は無心な動物に心底癒されるのでしょうね。
    私は子供の入院の付き添いのとき、毎回2日目に体調を崩しました。
    頭痛や風邪のような症状で動けなくなってしまうんです。
    気を持って行かれちゃうんでしょうね。
    ばくさんも無理はしないでお身体大切に^^
    応援しています!

    • ばく より:

      いろいろ,思い悩んだり,躊躇するのやめようと。もう,人生の半分は終わっちゃいましたものね。やってみようか?と言う事はやる事にしたいと思います。(有言実行)
      身近な人の病気は,本当に、消耗します。気も持って行かれるし、心がかじかんでしまい、動けなくなります。お子様が入院なんて、それはそれは,凄い心労です。大変だったんですね…..
      私も,体に関しては過信していたので,これからは,少し引き算して、自分の体力を計るようにしたいと思います。

      そして、ぶぅさん、ここまで来られて,本当に、私が救われました。一緒に,少しでも楽しい時間を過ごせるように。応援ありがとうございます!\

  • いなひこ より:

    ばくさん お元気になられたんですね。良かったです。
    ふと思えば、ぶうちゃんも恵まれない環境にいて、ばくさん家に来てたくさんの愛情で癒されて・・・。
    ぶうちゃんが今度は人を癒す役目を頑張っているんですね。立派です。
    ばくさんの家に来たときのぶうちゃんのピンクの肉牛を見たとき、
    お散歩もしてもらってなかったんだな~って切なく思ったのを思い出しました。
    ぶうちゃんもばくさんも本当に優しいです。

    • ばく より:

      おかげさまで,元気になりました。今回は自分の健康を過信していたつけだと思っています。ぶぅも、私も、前進していると思えると,嬉しいです。これからも、少しづつでも,前進できたらいいなあと。
      これからも,いろいろアドバイス頂ければ嬉しいです,おねがいします。

  • マイマ より:

    ぶぅちゃん・・頑張ったね~~。。
    U^ェ^Uが好きな方ばかりではないですものね~~。。
    でも・・対応を考えながら頑張ったのですね~~。。
    初めての体験で・・怖いこともあったでしょうが・・ほんとうに褒めてあげたいです。。
    ばくさん・・あたしの分までぶぅちゃんに伝えてくださいね。。

    • ばく より:

      頑張りましたよ〜ぶぅさん。
      ケナゲで、涙が出そうになりました。じっと出来る子なので,ホントに偉いなあと。いい性格の子で,私は本当に幸せ者です。ホスピスの皆さんも大変喜んでくれて、ニュースレターにのせたいから,インタビューに来てくれと連絡がありました。私とぶぅ,2人セットで、役にたてる,という所が本当に嬉しいです。

      マイマさんも忙しくなりましたね。3匹との暮らし,憧れますが大変かも。。小麦ちゃんのお家、だいじょうぶですか?

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