08/11/2012 § 12件のコメント

小さい頃は、良く転んだり、擦りむいたり、切り傷をつくったものです。

思い切り走ることもなくなったので、転ぶこともなくなったのか、危険察知能力も、年齢と共に、磨きがかかったのでしょう。

小さい頃、思い切り走って、コンクリートで転んで、ひざっこぞうを擦りむいて、あまり痛くて、泣きべそをかきながら、傷の周りを指で、ぎゅっと押さえたりしたのは私だけでしょうか?

私の時代は、そんな傷の手当は、「赤チン」

今の、修正用のホワイトのような、マニキュアのような、ハケのついたボトルで、傷に、毒々しい真っ赤な液体を塗ったものです。

いつから、使われなくなったのでしょうね。今や絶滅してしまいましたもの。
いったい、あの液体の正体は何だったのでしょう。

赤く塗った、傷がない部分の周りの皮膚は、赤の中に黄色いというか、金色に光ってみえて、太陽の光の中に、立膝をして座って、あかいひざっこぞうと、黄色にテラテラ光る自分の傷を、飽きもせず、眺めたりしたものでした。

しばらくすると、怪我していないところの皮膚の赤チンは、消えて、赤く染まったカサブタが現れ、それが周りからすこしずつはがれて、癒えていくか、また、転んでまた新しい傷になったり、忘れて勢いよく、しゃがんだ弾みに、かさぶたがバリッと剥がれて、ヘロヘロになって、泣きそうになったり。

傷は、いつだって、少しづつしか癒えていかないものなのですね。

11月になりました。

先代のゴールデン、ぽぴちゃんが、事故にあって、私たちの前から姿を消して、今月の20日で一年になります。

私たち家族の心の傷から、流れ出していた痛みも、昔の膝小僧のように、四十九日をすぎて、かさぶたになり、そして、それは、たまに思いがけずに、突如、剥がれて、思わず痛みに、唸ったりしながら、少しづつ、癒えていきました。

もうすぐ一年。

心の傷跡は、決して、消えはしない傷跡を残してはいますが、外からみると、ほとんど見えないほどにまで、なった気がします。

ペットロス、と、一言では、決してかたずけられない一年でした。

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§」への12件のフィードバック

  • Mutsu より:

    赤チン…懐かしい響きですね。
    私は赤チンとオキシドールの2パターンありました。
    オキシドールは塗ると泡と一緒に激痛が走ってイヤだったなぁ。
    で、私もバクさん同様、傷の周辺を抑えて痛みをごまかしていました。

    カレンダーが11月になり、ポピちゃんを思い出しました。あれから一年。あっという間のような、だけど、悲しい気持ちはとても長かった気がします。バクさんの気持ちは私の想像を超える辛さだと思います。

    ブログでしか知らない、会ったことも会話したこともないのにこんなに悲しいのは、きっとバクさんとポピちゃんが私にとって特別な存在だから。オルカと出会うきっかけを作ってくれた存在だからなのだと思います。

    お互い、愛犬を亡くした悲しい気持ちはきっとこれからも消えることはないでょうね。
    だけど、悲しくても、その存在を思い出し、想うことは幸せなのかもしれません。
    一番悲しいのは、忘れてしまうことだろうから…

    • ばく より:

      今月に入ってから、何かにつけて、メソメソしてしまう自分がいて、自分でも、辛かったんだな、私って、今更ながら驚きました。他の人にはわかってもらえないと思うけれど、犬と暮らしている人には、わかってもらえてとても嬉しいです。

      オルカと、Mutsuさん、これからも出来るだけ長く、一緒に楽しく、暮らしていけますように。
      なくした犬、忘れたくても、忘れられないですよね。。

  • kiyomi より:

    そうですか・・・もう一年・・・
    早かったような、でも、そこで時間感覚が止ってしまったような気がします。
    ポピーちゃんの事を思うと胸の中が今でもきゅっと縮こまる感じ。
    私なんかでもそうなんだから、ばくさんの痛みは想像するだけで苦しくなります。
    でも、それを乗り越えて、また新しい命と出会って
    今、毎日を幸せに過ごして行ける事。 犬の神様に感謝ですね。

    はい、私も赤チン世代。
    怪我をすると赤チン塗っただけで、ほぼ治った気持ちになったものです。元気になるおまじないみたいな感じでした。

    • ばく より:

      月日の経つのは早いもので、もう一年ちかくたってしまいます。今月に入って、なんだか、わけもなく涙が出ることが多くて、今更ながら自分で驚いいて、うろたえます。でも、私が固まっていると、必ず、ぴっぷか、ぶぅが、そばにきて、顔を舐めた李、手を舐めたり。わかっているのだなあ、と思うと、ますます愛おしく。

      赤チン、若い子はきっと知りませんね。我が家の子供達もさっぱりですから。時代は音も立てず、でも、着実にながれていってしまいます。

  • ままま より:

    もう一年になるのね。。。
    ばくちゃん辛かったけど頑張ったね。
    この一年は私にとってもポピちゃんはじめ、お友達ワンコがたくさん亡くなった年でした。
    耐え難いほどの悲しみを目の当たりにし一緒に悲しみ落ち込み、こんな辛いことを耐えながら人はなぜにペットを飼うのかななんて深く考え込んだりしましたよ。
    それ以上の素晴らしい時間を共有してくれたり一生の思い出を残してくれたりするからなんだよね。
    ばくちゃんが元気を取り戻したこと、ぶぅちゃんが救われたこと、ポピちゃん喜んでいるね。

    赤チン、やっぱり効くよね!
    なかなか治らなかった傷に赤チン使ったらすぐに治ったもん。
    どうしてすたれちゃったんでしょうね。
    やっぱり赤く色が付いちゃうところが今の時代はおしゃれじゃないんだろうなぁ。。
    しかし子供の頃ってよく転んだり擦り剥いたりしたものよね~。

    • ばく より:

      ウンウン、私も、こんな辛い思いはもう、二度としたくない、って思いましたが、ぶぅに救われたのも事実です。今月に入って、ちょっとメソメソで、情けない私ですが、みんないろいろな悲しみを心に持って、でも、それに押しつぶされずに何とか耐えて、生きているのですよね。

      私の周りも、愛犬をなくした人が多く、でも、みーんな一緒に、楽しく走り回っているに違いない、と思うと、あいつとは仲良くなれないかも、なんて思って楽しくなったりします。

      赤チン、実はまだ、売っているらしいですよ、薬局へいくと!でもつける勇気、ありませんよね。

  • 虫主婦 より:

    赤チン世代、ぞくぞく。
    赤チンには水銀の成分が入っているので、日本では70年代に生産中止になったそうです。
    でもほんと、マキロンなんかより早く治ったような気がします。

    ばくさんがこうしてブログで心の内を話してくださることが、本当にうれしいです。
    ぽぴちゃんとお別れして、ぶぅちゃんと出会って、
    ばくさんはこの一年で、
    かさぶたの下にちゃんと丈夫な皮膚ができたのですね。
    確かに傷はすっかりなくならないでしょうけど、それはワンコたちとの暖かい思い出の印なのかもしれないですね。

    ところでワタシはかさぶたをはがすのが大好きです。
    血が出そうでもやっちゃいます。
    自分のだけでなく、家族のもはがしたがるので、嫌がられます。

    • ばく より:

      虫主婦さんは、赤チン世代ではないと思いましたが、ご存知ですか!それは嬉しい。あのきらきらは、水銀だったのですね。。知りませんでした。心の傷も、膝の傷も、治り方はおなじなんですねえ。少しづつ治って行く。でも、すこーしだけ、どうしても傷跡が残るようです。

      でも、かさぶた、剥がしちゃ、ダメなんじゃないですか?保護のためにできるのでしょうから。。家族のものも剥がす!!それは、それは、息子さんの反応は、、、やはり嫌がりますよね(苦笑)意外な一面をカミングアウトありがとうございました。

      最後に、erimaさん、だいじょうぶかなあ、、っておもっているわたしです。

  • まきまき より:

    もう一年。やっと一年。
    ばくさんにとって、言い尽くせない様々な思いの多い一年でしたでしょう…。
    大切な家族を失い、今あの子がここにいたらという願い。
    あの時どうしてもっとこうしてあげられなかったんだろうという後悔も、溢れる思いも悲しみも、楽しかった思い出も。
    きっとぽぴちゃんのことを思わない日は一日たりともなかったことかとお察しします。
    ペットを飼うということは、いつかは失うことも覚悟はしないといけないのに、ぽぴちゃんはあまりに突然のことでしたものね…。
    でも、ペットを失った悲しみって、きっと無理に克服することではなく、その悲しみも胸に刻んでその後の自分の人生も歩んでいくべきことなのかな~と思います。
    ぽぴちゃんは今もばくさんの胸にいて、大切な家族だったからこそ優しい思い出も沢山くれたんですもの。
    今も元気に生きているピップくん、出会うべくして出会ったとしか思えないぶうちゃんが、更なる優しい思いをくれることでしょう。

    赤チン、やはり水銀成分を気にした母は使わなかったのと、虫主婦さん情報では70年代になくなったということで、私の中ではあまり思い出にないものなのですが、匂いはなんとなく覚えています。
    ぶうちゃん、ピップくんの存在はばくさんにとっての何よりの傷グスリですね。

    • ばく より:

      あっという間の一年でした。今でも、電動写真たてのなかに、幸せそうなぽぴちゃんがたくさんいて、ふと立ち止まって、写真を見ながら、遺灰の入った箱を撫でるのが日課です。ペットだけでなく、大切な存在を失った悲しみはきっと、消えずにいつまでも持ち続けるものなのでしょう。そうやって、そういうったものも、抱えて皆、生きていくのでしょうね。

      そうですね。ピップと、ぶぅは、わたしのこころの赤チンだったのですね、今思うと。赤チンのあのきらきら、水銀だったなんて、驚きでした!

  • レイコ より:

    赤チン、なつかしいわ〜〜〜〜
    ヨーチンもありましたね。
    私がジャングルジムから背中から落ちて呼吸が出来ない時に焦った先生が何故か背中にヨーチンを塗りました(笑)
    何の効果があるのかしら、、、、

    時が経つのは早いです。
    ばくさんのメソメソする気持ちが痛いほどわかります。
    事故ってそうです。引きずりますね。
    ネット上でしか知らないわたしでさえもあの時の衝撃は忘れられません。足が震えて涙が出て、悔しくて悔しくて、、、
    でもばくさんはそれに耐えて頑張って来たのだから、どうぞ思う存分メソメソしてください。
    ポピちゃんは天命だったんですね。
    みんながポピちゃんを覚えている間は生きていると思ってます。
    ポピちゃんを知ってる人が一人もいなくなった時に初めて「死」を迎えると思います。だからまだ生きてます。

    • ばく より:

      わ,レイコさんも、ご存知世代なのですね。ヨーチン背中にて,過激です。刺激剤としての用途もあるので,そのためでしょうか? 飛び上がりそうですもの。

      レイコさんにも、そんなに悲しい思いをさせてしまっていた事も知らず、自分の悲しみだけにしか、気持がありませんでした。皆さんに救ってもらったのだなあ.わたし。

      ぽぴちゃんの事故は,これは,どう考えあぐねても、天命で、そういう運命だったのだと思えるようになりました。ぽぴちゃんを知っている人が一人もいなくなった時。。。そうなんですね。レイコさんありがとう。

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