Game Maker 体験記 その1

14/08/2012 § 8件のコメント

7年前から、始まりました。

7月7日のロンドンのテロがあった、すぐあと。
シンガポールで行われたオリンピックの開催地の発表が,パリであろう、という多くの予想に反し、「The City Of London」とアナウンス。

そのすぐ後に始まった,ボランティアとしてお手伝いする事に興味がある人は,登録して下さい,というサイトに、早速、名前とメールアドレスを登録する事から始まった,今回のこのGame Makerの道のり。

ご存知と思いますが,ボランティアのことを、Game Makerと呼ぶんです。

昨年、2月、始めの一歩で、第一回目の面接に呼んでもらいました。
そして、9月、オファーをもらいました。
うれしかったな。
今年に入って、トレーニングに呼ばれる事,5回。
シンクロナイズドスイミングのオリンピック予選のテストイベントもお手伝いし
ユニフォームをとりに行き
遂に、遂に、本番がやってきました。

私の配属されたのは,Aquatics center ,プールですね。
それ以外の会場に行く事はなく期間中,ずっとこの会場です。
そして,与えられた,タイトルは,
「Lauguage Services Team Member, Protocol」
仕事は,日本語通訳業務と、Olympic Familyと呼ばれる、VIPなどのアシストです。

同じ会場に、配属された日本語通訳は3人。その3人で、オリンピック期間中、ローテーションを組んで必ず一人は会場に日本人がいる体制をとります。

仕事は,オリンピックファミリーと呼ばれる、IOCのメンバーや,各国のオリンピック委員、国際水泳連盟のメンバー、各国の元首や、王室などのために準備されている、会場内の一番よい座席のコントロール。まあ、ぶっちゃけ、それ以外の人を入れないようにするお役目ですね。
ちょっと性格悪くならないと、やっていけないお仕事でありました。

スタンドの階段の入り口に立って、VIP のお出迎えや,お座席への案内。

そして,そのような人たちは、そのランクによって、個人に一台、新品BMW(スポンサーであるBMW提供ーパラリンピック終了後、認定中古車として売り出されるそうです)+個人運転手(運転手もGame Maker)が、ついたりしておりますので,その車寄せ+専用出入り口でのスタンバイ、専用インフォメーションデスクでのご案内、そして,会場内に専用のラウンジがありますので,そちらのへご案内と,ラウンジ内でもアシストなど。

これらが,Protocolとしての、メインのロールです。

エリザベス女王から,2プリンス、ケイト妃、イギリス首相、同前首相、大臣さん達、オランダ首相とそのご家族、ベルギー王室ご家族、スペイン女王、ベッカムファミリーに、モナコのプリンス….. IOCの会長、ロゲ氏、皆さん、アクアティックスセンターに、お越しになりましたねえ。。。それ以外の有名人もぞろぞろ。

興奮したか?と聞かれると、そりゃ,確かに、オーとは思いますが,まあ、みんな同じ人間です。
「みんな、写真と同じだなあ〜」
というのが正直なところでしょうか。
もちろん、礼は尽くしましたが,個人的にお話する事などはないですからねえ。
チームメンバーの中には,もの凄く興奮している人もおりましたけれどね。

あ、モナコのプリンスはよほど、水泳がお好きらしく、何度もお越しになりました。
で、お帰りの際に、階段でご挨拶すると、私の腕に触れて,ありがとう,とおっしゃっておりました。

このような皆様は,車で到着前に、ラウンジでスタンバイしている,警察の私服警官のガードの皆さんに連絡が入り,彼らが動き始めるので,誰かが来るなー,とわかるのですが,名前は,公表されないので,誰かが来る〜と思うのですが,私が知らない有名人だったりして、もしかしたら、もっと、いろいろいらしていたのかもしれません。

そうそう、それから、メダル授与式の際、メダルを授与する人(IOCのメンバー限定)と、花束を授与する人が必ずいるのですが、授与式の前、指定の時間に、そのプレゼンターのお二人をメダル授与式、控え室にご案内して、その方のパスと,携帯電話をお預かりして、授与式が終わるまで、アシストする役というお仕事もチームのお仕事の中にありました。


本物の金メダルだよん。

メダルは直前にロンドン塔から届くんですよ。

で、私の同僚は、こんな風に置いてあった金メダルを、人差し指で,そーっと触ってしまい、それはそれは怒られたそうです(笑)
触っちゃだめなんて,一度もいわれなかったよね,といっておりましたが,チームの皆に,常識でしょ〜!といわれて笑われておりました。

そして、授与する人はあらかじめ決まっていて,名前をリーダーから渡されるのですが,その人が会場内のどこにいるのかは不明。
すぐわかる人は良いのですが,皆で,コンピュータを使い,顔をGoogleで検索、指名手配よろしく、手分けして皆で探すなんて言う事もありました。ちょっとした探偵気分で,これはこれで楽しんだのですが,ギリギリになっても見つからないと,パニックでして….

次回へつづく….

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§Game Maker 体験記 その1」への8件のフィードバック

  • マイマ より:

    えーーー裏話がおもしろすぎるんですが!!
    メダルがロンドン塔から届く・・というのもツボでした(笑)。。
    次回も楽しみにしています。。よろしくです。。

    • ばく より:

      ロンドン塔には女王様の宝石を保管する大金庫がありますからねえ。
      いろいろ裏話あります。長くなりそうですがおつきあい下さい!

  • maarin711 より:

    裏話、すっごく楽しみ♪
    私の友達がスイミングクラブ協会・水泳協会の会長をしており、ぎりぎりまでロンドンに行くか迷ってたよ。
    彼の友達はデサ○トからサポーターとしてロンドン入り。
    ばくさんの事を言ったら、すご~く羨ましがってたわ。
    続きが楽しみ!

    • ばく より:

      皆さん楽しんでいただけた事と思います。テレビもいいけどあの,会場の観客が一斉にウオーって叫ぶのは迫力でした!!

  • kiyomi より:

    今だから書ける裏話ですね。
    面白〜い。
    大変な毎日だったでしょうが、やりがいのあるボランティアでしたね。
    こんな仕事がボランティアで成り立っている ということ事態に驚愕ですが。
    引き続き、パラリンピックも頑張ってください。

    裏話ももっともっと聞かせてくださ〜い!

    • ばく より:

      ええ,終わったので,これからちょっと長くなりそうですが,聞いて下さいね。いい記録になりますので。

  • ままま より:

    終わってしまいましたね。。。
    祭りのあとのような(笑)
    でも引き続きパラリンピックですね。
    こちらもたくさん感動もらえるね。

    開催地に決まってからまだまだと思っていたけれど過ぎてしまえばあっという間だったね。
    オリンピックまでいるのかな?と思っていた人はまだいるし(爆)
    ばくちゃん、とっても重要な任務を無事終わらせてご苦労様でした!
    素晴らしい経験でしたね。
    でもばくちゃんだからこそ出来たことだと思います。

    • ばく より:

      オリンピック、終わっちゃいましたけど、ご子息は帰られる気配はなさそうで困りましたね….。親としてはフクザツです。
      体験記,まだ続きそうですが,おつきあいください。

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